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家庭教師のマナベスト 新潟県 スタッフブログ

【歴史】
鎌倉幕府執権・北条氏

2022/04/21

今、北条義時が話題になっていますね。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公、俳優の小栗旬さんが演じられています。

彼は、鎌倉幕府2代執権で、初代の得宗家(北条氏の嫡流)です。

普通は、

嫡男=正室が産んだ一番目の男子

を指しますが、義時は、正室が産んだ二番目の男子です。 
 
それならどうして、義時が嫡男になるのでしょう。



義時には、母が同じで、正室が産んだ兄の宗時(むねとき)がいます。

しかし、宗時は、源頼朝が平氏打倒を掲げて、東国の武士を従え挙兵して戦った

「富士川の戦い」で戦死してしまいます。

本来、北条家の嫡男はこの宗時ですが、戦死したため、

嫡男は正室が産んだ二番目の男子、つまり義時になりました。

義時は、幼名を徳宗(とくそう)と言いました。

これが由来で、代々、北条家の本家を継ぐ義時の嫡男の家を

得宗家(とくそうけ)と名付けたのです。


やがて、9代執権で得宗家の北条貞時(さだとき)の時代から、

それまでの執権政治から得宗専制政治と移り変わっていくのです。