嫌いな勉強は集中できないけど、ゲームは集中できるというお子さん、非常に多いです。
"好きなこと" "嫌いなこと"という違いもありますが、
実は、ゲームは場面ごとに区切られていて1つ1つクリアしていくため
そのたびに集中力はリセットされているのです。
「場面ごとにクリアや転換が無い」ゲームを想像してみてください。
対戦型なら、60分勝敗が決まらず戦いっぱなし。
いくらゲーム好きのお子さんでも、60分勝敗が決まらなかったり、
ずっと同じ場面に留まっていると疲れてしまいます。
好きなことも、嫌いなことも、短時間のローテーションを繰り返すことで
TV画面に集中したり、机に座って問題を解くことができるのです。
中学生でも、「60分も集中できない」と言われることがあります。
家庭教師の指導では、60分・90分・120分 ずっと同じ問題を解いているわけではありません。
1問1問、解説、演習をして「できた」という達成感を感じてもらいながら
進めていきます。
この1問1問の繰り返しをできるだけ多くこなすには、
家庭教師の先生が来た時の勉強時間をある程度は取ってほしいと思います。
学校のテストは、1日60分で終わりますか?
模試や入試も、1日に複数教科あり、集中力はつけておかなければいけません。
受験に向けて、長い時間机に向かえるようにしておきましょう。