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家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

【奨学金】
リケジョ増加政策!?

2022/05/15

5月10日 政府の「教育未来創造会議」がまとめる提案に、

理系女子、いわゆるリケジョを支援する新たな奨学金制度が盛り込まれていることがわかりました。

理工系や3人以上の子供がいる世帯の学生に、支援制度を拡充する方針です。

理工系の女子学生には、さらに民間資金を活用する方向になります。



どうして女子学生だけ?と感じますが、

実は大企業では先取りしているところもあるのです。




国内のエンジニア職などの理系職種では8割が男性を占め、

男女バランスが崩れています。


まず高校や高専、大学で理系に進む女性が少ないことから、

高校~大学までの理系に進む女子向けの奨学金プログラムを実施している企業もあるのです。

女性もどんどん理系に進んで、将来は理系職種に来てね!!ということです。




理系女子はまだまだ少ないですが、

そもそも高1時点では科学や数学における能力差は見られません。

それにも関わらず、進路選択では理系を選ぶ女子が少ないのには、

家庭やクラスを含む世間に、「女子だから文系…」という

“なんとなく”の通念があるからだと思います。


しかし、“なんとなく”で文系理系を決めると、

高校の勉強が進むにつれ分からなくなっていったり

大学に入ってから学問に興味を持てなかったり

希望の仕事がみつからなかったり


といったことになりかねません。




現在の高校の理系・文系の割合は、約3:7で文系が断然多いのです。

政府は、手厚い支援をすることによって理系の学生が5割になることを目指しています。


今回提言された方針や、民間を含む理系のアウトリーチ活動によって、

もともとは物珍しさからできた「リケジョ」という言葉が使われなくなるくらい

女子生徒にも理系が増え、「好き」や「得意」を伸ばせる人が多くなるといいですね!