カフェのおひとり様席や図書館の学習室を見ていると
イヤホンで音楽を聴きながら勉強をしている人をよく見かけます。
「どうも無音ではそわそわしてしまうから音楽で適度に集中を散らしながら勉強する」
そう思って、音楽を聴きながら勉強するのではないでしょうか。
たしかに、そわそわして全く勉強できないくらいなら
音楽を聴きながらでも勉強したほうがマシなのは確かです。
とはいえ、やはり音楽を聴きながらだと、その分脳の処理能力を音楽にとられてしまいます。
例えば、ボール3つでのジャグリングができる人でも、
腰でフラフープをまわしつつ
綱渡りしながらそれをするのは困難を極めるでしょう。
それと同じことが勉強にも言えます。
やはり脳の力を満足に使うには、「音楽は聴く」という同時作業は、しないに越したことはないのです。
そこで、折衷案として
“音楽を聴いてる間に勉強を始めて、キリのいいところで無音に切り替える”
ことをおすすめします。
人間には「作業興奮」という、簡単に言うと
「やり始めたらやる気が出てくる」
という性質があります。
そのため、
全く無音の状況で勉強を始めるより音楽を聴きながらのほうが始めやすいのなら、
音楽を聴きながら始めちゃいましょう!
そして1~2曲聴いて勉強がノッてきたら、イヤホンを外して、脳を満足に使えるモードに切り替えましょう!
もし周囲の物音が気になるという方は耳栓を使うことをおすすめします!
勉強はやはり、
“量”と“集中力”の掛け算で結果が決まります。
音楽を流して勉強を素早くはじめ“量”を稼ぎ、
無音の中で高い“集中力”を手に入れましょう!