中学校を卒業した人の多くは高校に進学しますが、
高専(高等専門学校)に進む人も少なからずいます。
高専とは、中学校卒業者を対象に、5年間一貫教育を通じて
実践的技術者を養成する学校です。
学科としては、機械系、電気・電子系、情報系、建設・建築系、国際系など
様々な学科があり、卒業すると「準学士」の称号が与えられます。
高専では早い段階から「実践的技術者」を目指した勉強をします。
ですので、社会に出てから就く仕事に直結した、専門的な技術を習得できます。
また、高専の魅力として、とても就職に強いことがあげられます。
上に書いた分野ですでに将来の夢が決まっている人には、とてもいい選択肢と言えます。
また、高専での5年間のカリキュラムを経た後は
さらに2年間の教育を行う「専攻科」に進学したり、
大学に3年次から編入学することもできます。
つまり、高専に進んでからも、いくつかの選択肢を考えることができるのです。
以上のように、高専にはいくつものメリットがあり、
進学先としてはとてもいいと思います。
もっとも高専の入試倍率は、高校の平均的な倍率よりも高くなっていますので
進学しようと思うなら、それなりの勉強が必要です。
(県内やお近くの高専の偏差値などを参照してみてくださいね。)
もし高専に魅力を感じた、という方や、
届きそうな学力があるという方は、ぜひ進学先として視野に入れてみてくださいね。