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家庭教師のマナベスト 岐阜県 スタッフブログ

【算数】
必須!ひっ算は大丈夫?

2022/06/17

ひっ算はケタの大きい計算や小数点がつく計算を

電卓ナシで手計算するための方法です。


算数は式を立てる能力の有無だけでなく

計算力があるかどうかでも差がつきますので

ドリルなどで実践を積み

「ひっ算にはなんの不安もない!」

と言えるくらいになってもらいたいです。


ひっ算のコツは、まず数字や線をキレイに書くことです。

ひっ算は数字がたて・横で正しく整列していないと

間違った計算結果が出るようにできています。


慣れないうちは定規で補助線(マス)を引いて

ミスを防ぎましょう。


キレイなひっ算を書けるようになったら、

次に重要なのは

“足し算やかけ算など、それぞれの操作を覚える”ことです。


ひっ算は数と数の間にある記号(+、-、×、÷)によって、行う操作が違ってきます。

かけ算しなければいけないふたつの数字を足し算してしまったり、

割り算のひっ算の操作がうろ覚えで間違った操作をしたら

かならず間違った計算結果が出てしまいます。

ドリルなどで練習を積みしっかり覚えましょう。

掛け算や割り算は、“操作を進めたら計算結果が出てくる原理”を理解すると

より覚えやすくなりますよ!(教科書に書いてあるはずですし、分からないなら先生に聞いてみましょう)



ひっ算での整数の足し算、引き算、かけ算、割り算が出来るようになったら

その次につまづくのが“少数を含むひっ算”だと思います。

「小数点を右に動かして……。二個小数点があるから……。」と、とても難しいですよね。

例えば

「1.5+139=」、「16-0.75=」、「0.5×0.05=」、「12.5÷30=」

これらの計算を自信をもって筆算することができますか?

もちろんどれもひっ算で計算できる式です。もしひとつでもできないものがあった人は

すぐに教科書などを読んで解けるようになってくださいね。


少数を含むひっ算で起こりやすいミスが“けた間違い”です。

位や小数点の移動を間違えると、正しい答えとはほど遠い結果が出てしまいます。


このような間違いを防ぐ有効な方法が

“暗算して目星をつける”

というものです。


「暗算?暗算ができないからひっ算するんでしょ?」

と思った方もいるかもしれませんね。

もちろん暗算で正確な答えまでを出す必要はありません。

あくまで“目星をつける”ことが大切です。


例えば先ほど例に出した「12.5÷30=」だと

「12.5の方が30より小さいから答えは0.~~になるはず。

とはいえそれほど大きさに差があるわけじゃないから

0.0~にはならないと思う」

というふうな目星をつけることができれば

けた間違いを防ぐことができます。

このような目星をつけるには、計算ドリルなどで数字によく触れることが重要です。

また、少数は分数と密接な関係にあるため、分数への理解を深めることで

位(くらい)に関する“カン”を養うことができます。



さて、ここまで言った

「キレイに書くこと」「各操作を覚えること」「小数点の扱いを覚えること」

さえできれば、もうひっ算に不安はないはずです。

操作をまる覚えするのではなく

ひっ算の各操作がなぜ結果につながるの“原理”を理解したうえで

覚えることをおすすめします。

そのうえでドリルなどで練習を積みましょう!


中学に入っても、高校入試でも、大学入試でも、試験本番は電卓を使えないことがほとんどです。

どんな数字が出ても手計算できるよう、

いまのうちにしっかり理解しましょう!!