大学入試センターは6月10日、大学入学共通テストの不正防止対策を正式発表しました。
今年1月の大学入学共通テストで問題が流出した事件を受け、
来年は試験開始前にスマートフォンなどの電子機器類を一斉に机上に出させ、
電源を切ってからカバンにしまってもらうなどの対応になるようです。
この作業で一定の時間が必要になりますが、試験開始時間などは変更にならないとのこと。
また、
・不正行為は警察に被害届を提出する場合があること
・イヤホンの禁止(問題流出事件でイヤホンが使用されたため)
を新たに受験案内などに記載し、高校に周知するためのリーフレットも作成するそうです。
試験監督向けには、巡視の際に受験生の手の位置や目線など、
確認ポイントをまとめたマニュアルを提供し、会場の規模に応じて巡回を増やすなど、
不正防止に力を入れるよう要請することになりました。
見られていると思うと緊張してしまいそうですが、
やましいことがなければ、堂々と自信を持って受験しましょう(^^