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家庭教師のマナベスト 福島県 スタッフブログ

【全学年】教科書を読むとき
〇〇を考えてみよう

2022/06/24

教科書は、“ただ読んでいるだけ”では成績アップにはつながりにくいです。

なぜなら、教科書に出てくる形と、実際にテストで問われる形は違うからです。


教科書の多くは、ほとんどの部分を文章で説明し、

その理解を助けるために図や資料が載っています。

つまり、教科書を読むときに頭に入ってくる情報の多くは

文章なんです。


ところが、テストでは図や資料をまず示して、

それについての考察を問うことが多いです。

これは、生徒がその本質を理解し、自分の言葉で表現できるかどうかを見るためです。

そして、このような問題は、教科書を丸暗記していても解けないことが多いんです。



ここで、教科書を、“ただ読んでるだけ”“丸暗記”にならないようにするため、

意識して取り組んでほしいことが一つあります。



それは、教科書を読むときに

“テスト本番でどのように問われるかを考えながら読む”

ということです。



例えば、理科の植物の代謝に関するページを読むときに、

本文を頭の中で音読するだけでなく


「フムフム……光合成では二酸化炭素を取り込んで酸素を吐き出す、

それに対して呼吸は酸素を取り込んで二酸化炭素を吐き出すのか。

この二つは正誤問題なんかでよく問われそうだな。

ん!? 呼吸と光合成じゃ、それが行われる時間帯に違いがあるのか。

これは実験を考察する問題で問われそうだぞ!よく理解して覚えないと!」


といった風に、テストで問われそうなポイントを考えつつ読むんです。


こうすることで教科書を読みながらテストを解いているような状態になりますので、

「読む」という“インプット”だけの勉強が“アウトプット”も兼ねるようになります。

これは、記憶の定着がよくなるし、自分が分かったつもりになっていたけど分かっていなかったことも

明らかになるということです。

また、実際のテストを見越した対策をしていることになりますから、

本番で意表をついた出題をされても、対処することが出来るようになります。


ただ頭の中で音読して文章を覚えるよりも、かなりメリットが多い方法だということが

分かっていただけたでしょうか。




せっかく教科書を読むんですから、その努力が最大限に報われるよう、

今回ご紹介したことを意識して実践みてくださいね。


それでは。