1582年、かの明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉が戦ったのが、
京都盆地にある、天王山です。
このことから、
「ここ一番の勝負所」という意味で“天王山”という言葉が
使われるようになりました。
そして、受験についても、
“夏”がここ一番の勝負所、天王山と言われています。
というのも、夏は受験生にとってとても変化が生まれやすい時期なんです。
例えば、部活動が終わって次の目標に向かって努力を始める生徒さんもいれば、
燃え尽き症候群のような状態になる生徒さんもいます。
また、夏休みを、明確な目標をもって努力する生徒さんもいれば、
ダラダラ過ごしてしまう生徒さんもいます。
更に、模試などを受けて、志望校と自分との距離がつかみはじめる時期ですが、
自分と志望校の距離を知ることで効果的な勉強につなげる生徒さんもいれば、
模試の結果を受け入れられず、迷走してしまう生徒さんもいます。
つまり、大きく学力を伸ばす生徒さんがいる一方、
ほとんど夏を棒に振ってしまう生徒さんもいるということです。
「夏休みは時間がたっぷりあるから大丈夫」
という思い込みは危険ですよ!
“夏は受験の天王山”ということを念頭に置いて、
明日からも勉強がんばってくださいね!