授業を聞いてると、先生が
「ここ重要だから赤線引いて」
と言うことがあります。
赤線はとても目立つので、教科書をパッと見ただけで
理解する上で重要なポイント、テストでよく問われる部分が
すぐにわかりますね。
そんなうれしいメリットのある赤線ですが、
引くうえで一つ注意してほしいことがあります。
それが
「赤線を引いた=覚えた ではない!」
ということです。
たしかに赤線を引いた部分はほかの部分に比べて
読み返す回数が多くなり、覚えやすくなるのは事実です。
しかし、赤線を引いた時点で安心してはいけません。
このブログでは何度も言っていることですが、
人が何かものごとを記憶するには
繰り返しそれに触れなければいけません。
「赤線引いたからこれでOK」
と思ってそれ以降放置していては、肝心のテストで再開したときに
「習ったことはあるけど…これなんだっけ……」
となってしまいます。
もし、いま教科書を読みなおして、
赤線が引いてあるところでも覚えられてないところがあったら、
もう一度しっかり記憶するよう、心掛けて勉強してみてくださいね。