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家庭教師のマナベスト 兵庫県 スタッフブログ

【全学年】
“報酬”は勉強のあとで

2022/08/19

人間のとる行動には、

1.脳を疲れさせるもの(勉強や仕事、ストレスのかかる作業など)



2.脳を癒すもの(甘いものを食べたり、楽しいことをすること)

とがあります。

話を分かりやすくするために、1を『負荷』とし、2を『報酬』としましょう。



人間のやる気は、この『負荷』と『報酬』の順番と、その習慣によって生まれてきます。



例えば、テスト期間にすごく一生懸命勉強した(負荷)結果、いい点が取れて、

親にご褒美としてほしかったものを買ってもらえた(報酬)としましょう。


こういうことがあると、「またいい点数を取ろう!」と頑張れる気がしませんか?


逆に、全く勉強しなくても、欲しいものも手に入る満たされた生活(報酬)が出来るのであれば

勉強する(負荷)気なんて起きないと思いませんか?



そしてこのことは、もっと短い期間のことの繰り返し(習慣)でも言えます。


たとえば、いつも、テーブルの上にあなたの大好きなお菓子と勉強道具があったとします。


テーブルについた時、先に勉強し、そのあとご褒美としてお菓子を食べる習慣があったら、

あなたの脳は「頑張ったら、お菓子を食べれた!」と思います。


つまり、脳が「勉強したらいいことがあるんだ」ということを覚えるので、

つぎ勉強を始めるときも、楽な気持ちで始められます。




しかし、先にお菓子を食べてしまう習慣があったら、

脳は「勉強なんてしなくてもお菓子は食べられる」

と覚えてしまいます。


このようなことが繰り返されると、それが習慣となり、

脳はわざわざ『負荷』のかかることをしたがらなくなってしまいます。



つまり、勉強のやる気を持ちやすい脳になるには

先に『負荷』を、後に『報酬』を受ける習慣になることが重要なんです。



みなさんも、自分にとっての『報酬』が何か、そして『負荷』との順番を意識して

自分のやる気をコントロールしてくださいね。