9月は、夏休み後の生活リズムの崩れや勉強についていけないなどの理由で
学校に行きたくないというお子さんが増える時期でもあります。
とても不安定な情勢の中、多感な年頃のお子さんたちが
不安になったり無気力になるのは仕方がありません。
実際、今年の家庭教師のお問い合わせは
今まで以上に不登校の生徒さんが多いように感じます。
自分でも気づかないうちに心身にストレスを溜めこみ、
何かをキッカケに突然不登校になる場合があります。
そうなる前に、ご家族で出来ることは何でしょうか。
前兆に気づいてあげること、お子さん本人から気持ちを打ち明けられる空気を作ってあげることです。
そのためにはまず、いつもと違う様子があれば、注意して見ておきます。
元気・食欲がない、表情が暗い、学校の話を避けたがる、登校時の行き渋りが出る、不眠による寝不足など...
こういった、いつもと違う兆候が現れたら、子どもが自分のタイミングで話すことができるよう、気長に待ちましょう。
子どもと同じ空間にいる時間を増やし、子どもから話しかけやすい状況を作ってあげると良いです。
親には悩みを打ち明けづらい年頃のお子さんたち。
胸の内を打ち明けてくれた際には、否定したり発破をかけたりせず
寄り添うように話を聞いてあげてください。