塾では自分で質問できないから、家庭教師がいい。
という生徒さんは沢山います。
自分から質問できる・できないは、お子さんそれぞれ個々の性格なので
小中高の多感な時期に「自分で聞きなさい!」と嫌なことを強制すると
後々良い影響を及ぼしません。
大人になると、
「子どもの頃、なぜあんな小さなことで悩んでいたんだろう?
今ならあんなことも、こんなこともできるのに!」
と思うことも少なくありません。
それだけ、子どもたちはまだとても狭い世界で生きているのです。
【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】とはいいますが、
人見知りで恥ずかしがり屋のお子さんが
学校の授業で「先生!ここがわかりません!」と急に発言できるようになるには
かなりの勇気が必要ですね。
家庭教師はその点、マンツーマン指導ですので
教師の方からお子さんのつまずきポイントを探し出し、
復習が必要な単元までさかのぼって指導できます。
個別指導塾では毎回先生が変わるところもあるようですが、
家庭教師は1人の先生が継続してお子さんの担当になるため
お互いにコミュニケーションも徐々に取れてきます。
人見知りのお子さんでも、自分から
「ここが分からない」と言えるようにもなってくるようです。
将来大人になれば、必要な場所で「分からない」「教えてほしい」と
自分から自然に聞けるようになってくると思いますので
まずはお子さんに無理のないような勉強スタイルから始めてみてください。