多くの高校一年生は、秋ごろから冬にかけて文系・理系の選択をすることになります。
この選択によって高二から受ける授業も変わり、
進学する大学の学部、そして将来の職業も変わっていきます。
つまり、ほとんど考えずに決めてしまっては
将来とても後悔してしまうかもしれない選択なんです。
ですので、なるべく早いうちから考え、準備しておかなくてはいけません。
文系・理系を考える上でよく重視される項目として
・将来つきたい職業や、働きたい業界
そして
・現在の得意教科・不得意教科
といったものがあるかと思います。
将来の仕事を基準に考えると、
“毎日の勉強”から“受験”そして“将来の夢”と、三つがまっすぐ結びつき、
ポジティブな気持ちで勉強に励むことが出来るかもしれません。
一方、苦手教科をしなければいけない場合、その勉強にとても苦労することになります。
また、得意教科・不得意教科を基準に考えると、
得意な教科で受験できるため、
偏差値の高い大学に入れる見込みが高くなり、就職のときに有利になるかもしれません。
一方、目標や将来像が曖昧だと、勉強にやる気が出ず、
“なんとなく”で大学に進んでしまうかもしれません。
文理選択は、将来就きたい仕事がはっきりしていて、
それが得意教科と一致している方は決めやすいと思いますが、
そうでない方にとっては非常に難しい選択になってきます。
ぜひ、しっかり考え、先生や先輩に相談し、後悔のない選択をしてほしいです。
オススメは、すでに大学に行った先輩に意見を聞いてみることです!
大学生の先輩なら、文系・理系に進んだ先の
大学でのリアルな生活を具体的に教えてくれるはずです。
また、大学について調べてみたりオープンキャンパスに行ってみたりすることで
意外な自分の興味関心に気づくかもしれません。
文系・理系の選択はとても悩ましいものだとは思いますが、
色々な情報を集めつつ、信頼できる方に相談した上で
考えてみてくださいね!