数学の分野の中で、「図形」に悩まされてるという生徒さんは
多いのではないでしょうか。
確かに中学数学の図形は、
扱う図形の種類も、「三角形」「平方四辺形」「円」「球」「三角錐」など、多くなりますし
それぞれの図形の、「性質(定理)」や「条件」も細かく問われます。
図形問題を解くには、まず、定理や公式などの覚えるべきことは絶対に覚えなければいけません。
定理や公式を覚えるには、その導出の過程から理解して覚えるのが
本当は一番いいとは思いますが、
難しければ、語呂合わせで覚えたり、その定理を表す図形の例を何度も描いてみたりするのも
良いかもしれません。
また、図形の定理は、視覚的に覚えることもできますので、
目につくところに図を描いた紙を貼って、毎日眺めるのもいいでしょう。
テストの図形分野では、定理、公式さえ覚えておけば解ける問題が必ずいくつかあります。
それらを解くハードルはそれほど高くないと思いますので、
図形が苦手という方も、定理、公式はなんとか覚えて、最低限得点できるようにしましょう。
そして、
「公式、定理は覚えてて基本的な問題は解けるけど、
どの公式を使うのかが難しい問題や、補助線を引かないといけない問題は解けない」
という方。
こういった方は、とにかく実践的な問題に多く触れることが重要だと思います。
中学数学の問題はそれほどパターンが多くないので、
たくさんの問題を解いていると、
「あの問題と一緒で、こうしたら解けるパターンだ」
と、問題を見て、手を動かして、少し考えれば分かるようになってきます。
「図形はセンスがいるっぽいから、自分には向いてない!」
と思うこともあるかもしれませんが、
たくさんの問題に触れてパターンを覚えてしまえば、
センスがなかったとしても大丈夫ということが分かってくるはずです!