宿題や自習で数学の問題を解いていて
分からない問題に出会ったとき、いつもどうしていますか?
もしかしたら皆さんの中には、
「これは分からない問題!」
と、すぐに答えを見てしまう方もいるかもしれません。
単に宿題を終わらせるためだけならこれでもいいですが、
数学の点数を上げたい、数学力を伸ばしたい、ということなら、
このような取り組み方ではいけないかもしれません。
というのも、数学は暗記科目とは違って
目の前の問題に対してグッと考えることがとても重要になってきます。
頭を使って「ああでもない、こうでもない」と考える時間がないと
数学力は向上しませんし、
そういった習慣、経験がない方は、テスト本番の際も、
分からない問題に対してほとんど考えることができません。
数学力を上げるためには、分からない問題に出会ったときも
少なくとも“5分”は、なにも見ずに考える時間を作るようにしましょう!
そして、それでも解放の糸口が見えないときは、
教科書を開いて、公式や練習問題を参考にしながら
もう少し考えてみましょう。
それでも分からない、ということでしたら、答えを見て、疑問を解消しましょう。
この、自力で考える→教科書を参考にしながら考える→解決!という過程を経ることで、
“自分はどこまで分かっていたか”
“自分には何が足りなかったのか”
が把握でき、次の学習につなげることができます。
分からない問題に対してグッと考えることは
数学が好きでない方にとっては中々しんどいことではあるかと思いますが、
たくさん考えた末に答えを導き出せた時の喜びは、格別だと思います。
ぜひ、数学は“ゲーム”のようなものだと思って、
グッと考えることを楽しみつつ、分からない問題に向き合ってみてくださいね!