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家庭教師のマナベスト 静岡県 スタッフブログ

【推薦・小論文対策にも】
社会問題について考えるときは

2022/09/14

日々インターネットに触れていると、国内外問わず

いろいろなニュースを目にします。

その中でも特に、社会問題に関わるニュースは、学生のみなさんにも

関わってくるものが少なくないのではないでしょうか?



ニュースの内容自体がみなさんの生活や学業、そして小論文や面接を使った入試に

関わってくる場合もありますし、

これからの進路について考えるときにも、現代の世相が判断材料の一つになります。

また、良くも悪くも、誰でも気軽にSNSなどで意見を発することができたり、

インターネットを通じて社会に働きかけることもありえます。



そこで、今回は皆さんに、ニュースを見て、

社会問題について考えるときに気を付けてほしいことを2つお伝えしたいです。



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1つ目は

・フェイク情報に気をつける

です。



インターネット上には、意図せず不正確なことを書いてしまう人や

わざと嘘をばらまく人が、驚くほどたくさんいます。

そんな中で正しい情報だけを集めるのは本当に難しいことで、

大人でも簡単にフェイクに引っかかってしまいます。



フェイク情報に引っかからないための方法の1つは

「一次情報」にあたる

ことです。



一次情報とは、その情報が1番最初に発表されたときの文章やデータのことで、

報道の第一報や、機関による調査結果、個人(本人)が投稿する体験談などがこれにあたります。

一次情報を題材に、ニュースサイトや個人のSNSなどが記事などを書きます。

これらは「二次情報」や「三次情報」といい、次数が上がっていくにつれ、

文意がズレたりニュアンスが変わったりして、信頼度が下がっていきます。

(「伝言ゲーム」で後の方に行くほど、元の言葉から変わってしまうのと似た構造です)



「一次情報」は、記事のどこかに「出典」や「参考」と載っています。

ですので、なにか興味深い記事や文章を見た時はすぐに鵜吞みにするのではなく、

まずその「一次情報」を探してみて、その情報元が信頼できる機関かどうかを考えると

フェイク情報に騙される可能性が低くなると思いますよ!




2つ目は

・いろんな立場からの意見に目を通す。

ことです。



SNSが普及しているので、一つのニュースに対して

たくさんの人がいろんな意見を言います。

こういった意見の中には、その専門家のものや、実体験を踏まえたものなど

有益なものもあるので、

社会問題について考える上では参考にしたいところです。



そこで気を付けてほしいのが、いろんな立場からの意見に目を通すことです。



というのも、人はどうしても自分と同じ意見・感想を言ってる人・サイトばかりを信頼して見てしまうため

いつの間にか自分が気に入る情報しか目にしないようになり

「みんなも自分と同じ意見だから自分の意見は正しいんだ!」

と思い込んでしまったり、

どんどん主張が必要以上に過激になっていったりしてしまいます。




こうならないためには、自分と同じ意見だけでなく、

自分とは違う意見、反対の意見にも積極的に耳を傾けることが大事です。

「それは知らなかった!」

「たしかにそういう面もあるかもしれない…」

と、消化することで、自分の考えもブラッシュアップされ、

バランスの取れた意見を持つことが出来るようになります。



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以上、ネットを使って情報を得、社会問題について考えるときに気を付けてほしいことを

2つご紹介しました。


インターネットは便利ですが、反面、危ういことも多いものですので、

賢く、慎重に扱うように心がけてくださいね!