中学までは理科・社会とざっくり分かれていますが、
高校ではこの二教科を、それぞれいくつもの科目に細分化します。
理科は
『物理』……ものの動きやエネルギーを扱う科目。
『化学』……物質を原子や分子などから考える科目
『地学』……地球上や地球内部、また宇宙における現象を扱う科目。
『生物』……動物や植物や生態系、そして人体を扱う科目。
の四科目に分かれます。
社会は
地歴としては、
『日本史』……日本の歴史を学ぶ科目。
『世界史』……世界の歴史を学ぶ科目。
『地理』……日本・世界の地形や気候、産業や文化などを学ぶ科目。
公民としては、
『公共』……現代社会で、主体的に考え決断するための基本的知識や対話の実践を行う科目。
『倫理』……答えのない問いに対する、古今東西の思想・倫理・哲学を学ぶ科目
『政治・経済』……現代における政治と経済のしくみやルールを学ぶ科目。
と、細分化されます。
これらは、すべての生徒がすべての細分化された科目を学ぶというわけではなく、
文系理系の選択や、科目選択の中で、
自分の興味関心のあるいくつかの科目を選択して履修していくことになります。
興味のある科目や、「これってどんなことを勉強するんだろう?」という科目はありましたか?
もし気になる科目があったら、先生や高校生の先輩に聞いてみたり、
本屋の高校生用の参考書をパラパラめくってみたりしましょう!
科目のことがなんとなくわかって、高校での勉強が楽しみになるかもしれませんよ。