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【全学年】上手にアウトプットしよう

2021/06/16

今回は、勉強方法での大切な事『アウトプット』について書いていきたいと思います。

そもそも『アウトプット』ってなんだろう?

そう思った方もいるのではないでしょうか?

アウトプットとは『出力』です。出すという事です。

アウトプットの対義語がインプットですよね。

インプットとは『入力』を意味し、入れるという事ですね。


基本的に勉強というものは『インプット』になります。

端的に表現するならば、生徒さん自身の身体に、そして脳に情報を入れていく作業になります。

そして勉強以外の事もそうなりますよね。

例えば趣味や好きな事もそうなります。

アイドルのメンバーの名前を覚える。アニメの登場人物を覚える。

ゲームの攻略を覚える等と、日常生活の中でも『インプット』は沢山存在している事になります。


話を勉強に戻しますが、先程書いたように勉強も同じ『インプット』です。


「簡単じゃん! 沢山勉強して沢山覚えたら良いだけでしょ?」


そんな話を良く耳にしますが、実はそんな簡単な話ではないのです。


想像して下さい。

2リットルのペットボトルがあります。

そのペットボトルには、最大で何リットルの水を入れる事が出来ますか?

答えは簡単ですよね。

2リットルです。

どんなに頑張って注いでも、3リットルは入らないですよね?

理由はか『容量』が決まっているからなのです。

他にも、DVD・Blu-rayレコーダーのHDD。スマホ本体の保存容量。

SDカード、冷蔵庫や洗濯機の容量等と、生活の中でも『容量』は沢山存在しますよね。


実は人間の記憶も『容量』があると一説で云われています。

という事はですよ?

勉強したとしても、ある一定の保存容量を超えた場合は、それ以上どんなに勉強を頑張っても『インプット』されない事になりますよね。

不安になった生徒さん。

安心して下さい!!

ここで今回のテーマ『アウトプット』がいかに大切かを紹介したいと思います。

先に伝えますが『アウトプット』=『記憶を消す』ではないので勘違いしないで下さいね。(笑)

勉強でいう『アウトプット』とは、感覚的には『脳の中を整理する。スペースを空ける』とイメージして下さい。


まずは『勉強の知識を整理』しましょう。

小学生の算数で例えていきます。

足し算を覚え、引き算を覚える。

その後で掛け算を覚え、割り算を覚えますよね?

ここで大切な事は、掛け算を覚えた時に足し算と『リンクさせる』事なのです。

同じく、割り算を覚えた時に引き算とリンクさせましょう。

個々で保存するのではなく、覚えていく知識の中で、自分の記憶と必ずリンクさせて脳に保存して下さい。

こうする事により、難しい応用問題が出たとしても、整理して保存された勉強のデータの中で、基礎までさかのぼる事が簡単になります。


次に『スペースを空けて』いきましょう。

この『スペースを空ける』という行為が『アウトプット』=『出力』になります。

では『アウトプット』のやり方ですが、実際に『行動』しましょう。

ここでいう『行動』というのは『問題を沢山解く。人に教える。ノートに書きだす』事を意味します。

行動する事によって、知識のデータは脳から出力されます。

出力される事により、理解が深まり『整理された状態で』再度脳に記憶されます。


『アウトプット』する事で『知識が整理され』『スペース』が生まれる。

この事を繰り返していく事で『情報がリンク』されていきます。


インプットしただけで満足せずに、きちんと知識を整理し、情報をリンクさせてスペースを空ける癖をつけていきましょう。