日本では、他学部はあまりレベルの高くない大学でも
医学部だけはそれよりかなり上の学力が必要、という場合がほとんどで、
「簡単な医学部」というのは、日本には無いと言えます。
理由はいくつもあるかと思いますが、
・人の健康・命を預かる職業である医師を目指すため、相応の記憶力や処理能力を求められる
・大学を出てからも、医学の発展に伴って出てくる新しい知識を勉強するだけの向学心が必要だから
といったものや、
・医師になれば将来の高収入が見込めるため、人気が高い
といったものもあるかと思います。
具体的にどのくらい難しいのかというと、
国公立大学なら共通テストでは最低でも85パーセントほどが必要で、
これは旧帝国大学などの難関大学で必要な割合です。
また、二次試験でも非常に難しい問題で、高い得点率での競争になります。
具体的には、一般的な模試などでは偏差値60~70ほどを取ることが
必要になります。
大学受験についてまだよく知らない小学生・中学生のうちから
医師になることを目指される方は、
相当な勉強をしていく覚悟が必要ということを把握したうえで
目標に向かって頑張ってくださいね!