英文法を理解する上で、“品詞”に注目することは避けて通れません。
例えば{play,eat,sleep}などは、すべて全く別の動作を表す言葉ですが、
これらをひとまとめに「動詞」として捉えることで、
「普通の文では、主語の後には“動詞”」と、既に知ってる文法知識に落とし込むことができます。
これは英語を学習する上ではとても基本的なことであり、
また、この世に無限にある英文を「英文法」という一つのルールで読み解いていく上での
本質的なアプローチとも言えます。
「まだ英語を習いたてで、とても苦手だ」という生徒さんには、
この“品詞”の感覚が薄いため、英文法の理解が一向に進まない方が
多いように思います。
このような生徒さんには、まず普段から使ってる“日本語”で、
品詞を考えてみましょう。
例えば、{花瓶、サッカー、A太郎}などは、モノや事の名前を表す“名詞”ですよね。
また、{活ける、する、遊ぶ}などは、動作を表す“動詞”。
{美しい、寒い、強い}などは、名詞などについて性質を付与する“形容詞”。
{絶対に、いつも、すばやく}などは、後ろに用言(動詞や形容詞)をつけて
より詳しく説明する“副詞”です。
これらの区別がつきましたか?
まずは日本語で名詞、動詞、形容詞、副詞の区別がつくようになりましょう!
そうすれば、英語でも品詞を判断できるようになるはずです。
品詞を理解できるようにさえなれば、これまで「英語が全く分からない」と思ってた方は、
すぐにレベルアップできるようになると思いますよ!