11月11日に行われた会見で永岡桂子文部科学大臣が、
2025年から新学習指導要領を踏まえて大きく変化する共通テストについて答弁しました。
現高校1年生が初めて受験する2025年共通テストでは、
教科に新たに「情報」が追加されたり、「地理歴史」「公民」に「公共」が加わる等、
従来から大幅に変更が加わります。
長岡大臣は共通テストについて、
「文部科学省としては、高等学校までに育成した
知識・技能・思考力・判断力・表現力などの資質・能力を
多面的・総合的に評価する入学者選抜を推進しており、
共通テストの内容も、多様な資質・能力の評価に資するものであることが必要と考えている」
と説明しました。
その例として
「「情報Ⅰ」ではプログラミングの内容を含む問題、
国語では様々な資料から読み取ったことをもとにレポートを書くなど、
言語活動を重視して多様な資質・能力を問う」
といったものをあげました。
問題を作成する大学入試センターに関しては、
「施策問題のモニターの調査や、関係者の意見も踏まえ、
学習の成果がしっかり出るようなテストになることを期待している」
としました。