授業中にノートを取るのは、あとで見直すためだけではありません。
人は、先生の板書や話した内容をノートに取る中で、
情報を自分なりにかみ砕き、それを紙面に落とし、可視化します。
このように、脳にあるボヤッとした情報を紙面に移す中で、
人は無意識に脳に入ったばかりの情報を整理するのです。
例えるならこれは、買い物に行って服や本などを色々買った後に家のクローゼットや本棚に
しまうような役割だと言えます。
店でもらった紙袋やマイバッグの中でごちゃ混ぜにしているより、
家に帰って然るべき場所に整理した方が、それを把握しやすいと思いませんか?
つまり自分なりにノートを取ることで、授業で知ったことが定着するし、
のちに使いやすい形で頭に入るということです。
ノートを取る上では「余白」をしっかりとることを意識しましょう。
これも部屋のたとえで言うと分かりやすいと思いますが、
狭い部屋にゴチャッとたくさんのものがあるより
広い部屋に整理整頓されてものがある方が便利ですよね。
ノートもこれと同じで、1ページのうちに情報が詰め込まれすぎていては
情報を把握することができません。
もったいないと思わず空白や空行を程よく使って、
頭の中をスッキリ綺麗に整理していきましょう!