この夏休みは、普段なかなか時間がなくてできない、細かいところの確認をしておきましょう。
「受験に出たよ、夏休みにやっておいてよかったよ」となればうれしいですね。
江戸時代末期の1853年、アメリカ合衆国のペリーがやってきて
幕府と日米和親条約を結びました。・・・と、多くの生徒さんが知っています。
ところが受験では、さすがにそのことくらいは知っているだろうと、
出題者側も承知しています。
そこで、こんな問題を出した高校もあります。
ペリーは、アメリカ合衆国の何という立場だったか?
・・・東インド艦隊司令官です。
ペリーは、何隻の軍艦でどこにやってきたか?
・・・4隻の軍艦で浦賀沖(神奈川県です。江戸ではありません)にやってきました。
軍艦の名前は何というか?
・・・サスケハナ号です。
対応した幕府の老中と、同時の将軍はだれか?
老中は首座の阿部正弘(伊勢守)で、将軍は12代の徳川家慶です。
ちなみに家慶は、ペリーが来航した後に少しして病死します。
知らなかったなー、という生徒さんは、さあ、歴史の教科書を開いてみましょう。