英文読解が得意になるためには、“精読”の経験が欠かせません。
精読とは、一つの文章をゆっくり時間をかけて
単語の意味や文法の構造などをかみ砕いて読む勉強です。
皆さん授業で基本的な文法のルールを習ったはずです。
精読はそのルールを実際の文章に当てはめて読む訓練になります。
逆に言うと、文法などをまったく気にしないままでは
どれだけ同じ文章をガムシャラに読んだり音読したとしても残念ながら効果はあまり出ません。
教科書やワークやテストの英文で、
意味が分からない・文構造が把握できない文章があった時は、
ちゃんと時間をつくって精読してみましょう。
その際には、文章の余白に分からなかった単語の意味や
下線をひいて「S(主語)」「V(動詞)」と“品詞”を
書き込んでみてください。
そうしてから、授業で習った文法のルールと照らし合わせて考えてみてください。
頭の中にちゃんと文法のルールが入ってるなら読めるはずです。
一度精読して文の構造が分かった文章については、
何度も読んだり音読したりすることも、有益な勉強になります。
がむしゃらな音読に時間を取られる前に、まずは一回精読をしてみてくださいね!