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家庭教師のマナベスト 長野県 スタッフブログ

【雑学・地学】
雪と湿度の関係

2022/12/19

今年も雪の季節になりましたね。

地域によってはもう降ってるところもあるかもしれません。


じつは、雪は湿度が低い(乾燥してる)ところほど多く降ります。

雪は水が凍ったものですから、

「あれ?湿度が高いほうが多くなるんじゃないの?」と意外に思えますね。




これには「潜熱」というものが関わっています。

湿度が低いと空気中の小さい水適が蒸発し、水蒸気になります。

このとき「潜熱」の効果で、周りの空気から熱を奪うんです。 


これによって空気の温度が下がり、空気中の残った水滴を凍らせ、

雪になって降ってきます。





具体的な数値としては、

地上の湿度が80%の時には、地上気温が2℃にならないと雪が降りません。

地上の湿度が40%と低い時は、地上気温は5℃くらいでも雪になります。





これから天気予報を見るときには、湿度にも注目してみると

雪と気温の関係が見えてくると思いますよ。