勉強=苦しいもの、だと思ってる方は多いと思います。
そういう方からすると、
「勉強が得意な人は、なんで何時間も集中して勉強できるんだろう?」
と疑問に思うかもしれません。
その疑問について、深堀して考えてみましょう。
まず、勉強ができる人は、勉強を楽しんでいるかたが多いです。
そして、なぜ楽しめるのかというと、それは問題が「解ける」からだと思います。
例えば、スマホゲームを「苦しい」と思ってやってる方は少ないと思います。
それは、ゲームを頑張ってやっていると、
敵を倒せたり、次のステージに行けたりという
“達成感”が得られるからだと思います。
これは勉強ができる人についても同様で、
「教科書を理解し」たり「問題を解け」たりすることに“達成感”を得られるからこそ、
何時間も集中して勉強に取り組める要因の一つだと思います。
つまり、
「勉強が得意な人が何時間も勉強できるのは、勉強が得意だから」
という、なんだか身も蓋もないような話になってしまいます。
こう聞くと、
「じゃあ、今勉強が得意じゃない自分はいつまでも出来ないままなのか!」
と思ってしまいそうになりますが、そんなことはありません。
例えば今、学校で習っていることが分からなくて勉強を苦痛に感じているとしても、
一年前に習ったことなら大体分かるのではないですか?
もしくは二学年さかのぼってみたら分かるところがあるのではないでしょうか。
勉強は積み重ねです。最初に習ったところをおろそかにしたままでは、
次に進むことはできません。
まずは、自分にとって簡単なところを探し、理解し、解いていきましょう。
その過程では自力で問題が解け、“達成感”を得られるはずです。
そしてどんどん分かるところを広げていけば、
やがて今習っているところについても、楽しんで勉強出来るようになるはずです。
また、達成感は「教科書・参考書を読む」といったインプット型の勉強では得づらいです。
「問題集・過去問を解く」といったアウトプット型の勉強を間に挟むなどして
達成感を得られるようにするといいと思いますよ!