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家庭教師のマナベスト 福井県 スタッフブログ

【全学年対象】
思考の過程を書き残そう




演習やテストで、ハードな思考が求められる問題を解く際には、

脳がフル回転して考えるかと思います。


「コレがこうだから…こっちはこうなって…つまり……」


という風に、考えを言語化し、解答まで論理の糸を伸ばしていく必要があります。



このとき、問題用紙の空白に思考の過程をメモすることをオススメします。


例えば解答が

「AがB、BはC、だからAもC」

という論理で求められるものの場合、

「AはBだから…Bは……」

と悩んだときに、手元に、まず「AはB」という短いメモを書きましょう。




このようにすることには、以下の利点があります。


もしメモが無いとしたら、「AはB」ということを頭の片隅で記憶しつつ、

「Bは…」ということを考えないといけません。

そうすると、脳が二つの作業を同時に行うことになるので、

「B」の問題について集中して考えることができません。


一方、メモに書き残してるとしたら、一旦「AはB」ということを忘れて、

「B」についてだけ考えることに集中できます。

そうして「BはC」ということが分かったら、

さきほどのメモを見返して、結論までもっていくことができます。


つまり、メモに残すことで、本来2つのことを頭の中で同時に考えて処理するところを、

一方を一時的に外部(紙)に保存できる、というわけです。




また、問題が解けず、途中までしかわからなかったとき。

テストを最後まで解き、時間が余ってもう一度その問題に取り組むときにも、このメモは役に立ちます。

メモを見返すことで、すぐに自分がさっき考えたところまで戻ることができるのです。




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今回ご紹介した方法は、いまからでも始めれば、割とすぐに効果が期待できる方法だと思います。


「自分が受けるテストにも役立ちそう」と思った方は、実践してみてくださいね!