【国語】
授業の大切さ
2023/03/15
「国語ってなにを勉強したらいいかわからない」
そう思ってる生徒さんは多いと思います。
確かに国語は、数学の公式や英語の文法などの、
“理解・暗記して手に入れる知識”
というものが、ハッキリとはありません。
それに、地頭のいい子はなにも勉強らしい勉強をしなくても
点数が取れてしまったりもします。
こんな状況では、苦手な生徒さんは、
「点数は取れてない……。でも勉強の仕方が分からない」
「僕には国語が向いてなかったんだ!」
と、諦めて、本番の運に頼ってしまいがちです。
しかし、どうか勉強で実力を伸ばすことを諦めず、
今回オススメする方法で頑張ってみてほしいんです。
その方法とは、「授業をしっかり聞く」ことです。
なんだか当たり前のことのようですが、
国語が苦手な生徒さんには、これができていない方が多いように思います。
おそらく、
「どうせ、教科書とまったく同じ文章は模試や入試本番のテストには出ないから、読解しても意味ない」
そう思ってる方が多いのではないでしょうか。
しかし、その考えには見落としがあります。
確かに、教科書に載っている文章とまったく同じ文章が模試や入試本番で出ることはありません。
ですが、授業では教科書の文章を通して
“どんな文章にも適用できる読解の方法”を教えてくれているはずなんです。
授業をよく聞いてると、
「この段落とこの段落は“対比”になっていて~」
「ここの“しかし”以降の文章に注目すると~」
「この部分は、筆者の論の“例”が~」
といったことを言っているかなと思います。
そうした一つ一つの“読み取りの技術”は、
国語が出来る人が実際に文章を読むときに使っているものです。
そしてこれらの技術を手にすることで、
今まで国語が苦手だった生徒さんでも、
国語が出来る人と同じように文章を読めるようになっていくはずです。
また、国語の授業では
・語彙力 ・読解スピード ・漢字
など必要な能力を伸ばしてくれると思います。
国語の勉強を諦める前に、毎日の授業をこれまでより“集中”して
受けてみてくださいね!