勉強には「やり抜く力」が不可欠です。
この力は、決めた目標を途中で諦めず、最後まで頑張り抜くことができる力のことです。
成績が伸びない生徒さんには、教材や塾を次から次へと変える子がよくいます。
「少しやったけど合わない気がした」
「量が多すぎて挫折した」
「難しかったので諦めた」
「飽きてしまった」
おそらく、こういった理由かと思います。
もちろん勉強の仕方に合う・合わないはありますし、それはとても重要な要素です。
しかし、次から次へと教材などを変えていると、せっかくの成長のチャンスを逃してしまうのです。
ひとつの教材をじっくりやりこむこと、厳しい環境に頑張ってついていくこと、
そういったハードな体験を通してこそ成長があるものです。
ですので、
「ほんの少し合わないけど」
「飽きてきたけど」
そう思った時こそ、気持ちを入れ替えて再びその勉強に向き合ってほしいのです。
もしそこで辞めてしまったなら、それまで努力して覚えたことすら、やがて忘れてしまいます。
その代わりになにかを「やり抜き」さえすれば、それは何かしら実を結び、力になるはずです。
なんでもいいですが、なにか目標を定めで、
「これだけは絶対にやり抜こう!」
と自分に約束してみてください。
ひとつやり抜いたら、それが実力になりますし、自信にもつながると思いますよ!