これまであまり勉強を頑張ってこなかった子が急に頑張ろうと思ったとして、
勉強時間を伸ばすことはできるかもしれませんが、正しい方法で勉強をスタートできるかはわかりません。
正しい方法でスタートできるかどうかは大事で、
頑張るにしても正しい方法で努力しないと効果が薄いため、
報われない気持ちになって途中でやめてしまいがちなんです。
そんな残念な結果になることを避け、努力を成果に結びつけるため、
まずは
【ひとつひとつの勉強に目的意識を持つこと】
が大事です。
まだ本格的な勉強の経験が浅い場合、「勉強」といっても何をすればいいのかわからず、
つい効果の薄いことを始めてしまいがちです。
というのも、効果が薄い勉強というのはたいてい楽なものなので、手をつけがちなんです。
こうなることを防ぐために、ひとつひとつの勉強に着手する前に、
「どうして今これをするのか」ということに目を向けてみてほしいんです。
「必要事項を暗記し、教科の土台をつくるため」
「今日授業で習ったことを定着させるため」
「前に習ったところの苦手分野を無くし、次の学習につなげるため」
以上のような目的を思いつけたなら、おそらくその勉強は有意義なものになるはずです。
逆に、
「なんとなく」や、「手元にあるのがこれだから」といった理由では、
それは成果につながらない勉強になってしまうかもしれません。
せっかく「頑張ろう」という気持ちになれたのなら、このきっかけを逃さないよう、
きちんと成果の出る努力をするように気をつけてくださいね!
皆さんがこれまでの自分から良い方向に変れるよう、応援しています!