受験生としての1年間、
みなさん、高いやる気と集中力を持ってがんばりたいですよね。
とはいえ、生身の人間である以上、どうしても気分の浮き沈みは出てきてしまうものです。
「最近、座ってるとすぐに疲れる」
「やる気がわかない。スタートまでに時間がかかる」
「勉強に飽きてきた」
こういった気分になると、勉強が思うように進まず、自己肯定感が下がり、
より陰鬱な気分に落ち込んでしまいがちです。
このような浮き沈みは、他の受験生にも程度の差はあれ起こるものです。
重要なのは、それに上手く対処できるかどうかです。
上手く対処できれば、有意義に使える時間を最大にでき、周りと差をつけることができます。
やる気が出ず集中できない“沈み期”には、
「自分が楽しいと思える勉強」をすることがおすすめです。
好きな科目や分野の勉強をしたり、過去問が好きなら時間を計って演習するといいでしょう。
楽しいと思えるような勉強なら始めやすいし、
なにより、「勉強=楽しい」という感覚を取り戻すきっかけになります。
また、楽しいと思える勉強の過程で自分の苦手な点を見つけることができれば、
その克服に向けて頑張ろうという気も湧いてくるのではないでしょうか。
やる気が出ないからといって、ダラダラ過ごしたり、勉強から長期間離れてしまうのは
大きなマイナスにつながります。
その間にも勉強したことは忘れていくし、周囲は学力を上げていくからです。
もし他にもっとやるべき勉強があったとしても、
まずは勉強の習慣を繋ぎ止め、やる気を取り戻せるように
好きな勉強から着手してみてはいかがでしょうか。