高校に入ると大体の学科では文系と理系に分かれるかと思います。
どちらを選ぶかということの動機は皆さんそれぞれ異なると思いますが、
中には「数学が嫌いで文系に来た」という生徒さんや
「国語が苦手で理系に来た」という方もいるかと思います。
確かに、大学入試の段階では制度を上手く利用すれば、
それぞれ入試問題を解かなくてはいけないという事態は回避できるでしょう。
しかし、文系の方は数学も、理系の方は国語もしっかり勉強しておいた方がよいかと思います。
理由は二つあります。
一つ目は、文理を問わず国語と数学で身に着ける力は必要だからです。
国語では文章を正確に読む力、数学では目標に向けて段取りを考える力です。
二つ目は、将来的に就職のとき、幅を狭めないためです。
特に、公務員試験では幅広い知識が問われるため、当然、両方の力が必要です。
文系の方には数学の勉強を、理系の方には国語の勉強をおろそかにしないようにしてくださいね。