せっかく計算はできたのに【単位】を間違える。もったいないですよね。
単位を覚えることが難しいですが、解答は「単位を含めて」であることが多いので
ちゃんと求めるものとの対応を覚える必要があります。
今回はそんな単位の中で、人名由来のものを3つご紹介します。
これを機に覚えてみてくださいね。
☆
[N]:ニュートン
この単位は力の単位であり、質量100gの物体にかかる重力を約1Nと定義しています。
物理学者のニュートンはりんごが木から落ちたことをきっかけに地球の重力を発見した人物です。
「りんごは木から落ちるが月は宇宙から落ちてこない…」と疑問に抱いたことから研究が始まりました。
物理では頻出、すべての基本となるような単位なので、しっかり押さえてほしい所です。
[W]:ワット
苦手な人が多い電気分野の電力と仕事率の単位です。
単位時間当たりに消費されるエネルギーの大きさをさします。
この単位の由来になったのは、イギリスの発明家ジェームズ・ワットです。彼は18世紀にイギリスで蒸気機関を完成させました。
蒸気機関ができたことにより、産業革命を発展させたことは社会で習いましたね。
[Ω]:オーム
オームとは電気抵抗をさし、電流の流れにくさの指標です。
電気抵抗を計算するときはオームの法則を用いたことがあると思います。
単位もオームの法則もドイツの物理学者ゲオルク・ジーモン・オームからつけられました。
オームの法則の発見により電化製品などの発展した功績があります。
☆
今回は覚えやすいように三人の紹介だけでしたが、単位の由来を知ることは楽しいものです。
ここで紹介できなかった単位について、人名由来のものもそうでないものも、調べてみることをオススメします。
単位と由来を結びつくとミスが減るかもしれません。
これからも楽しく理科を勉強していきましょう!