よく言われていることですが、
テストや入試に出る問題は、すべて教科書に書いてあることで解けるようになっています。
これは学習指導要領で決まった範囲があるからです。
しかし、教科書を熟読し練習問題までやったとしても、
出題されるすべての問題が解けるかというと、それは分かりません。
というのも、教科書には知識は網羅されていますが、【問題の解き方】までは完璧にはそろっていないからです。
知識は、あくまで知識でしかありません。
出会った問題が知識だけで解ける問題ならいいのですが、そうでない問題の場合は手が止まってしまいます。
これは応用力とも近い話なのですが、それと同時に【問題のどこに着目するか】を見極める力でもあります。
ただ知識だけにとどまらずちゃんと解くための力を付けるには
1.数多くの問題に触れる
2.間違えたら、解くためにどこに着目すればよかったか確認する
3.ポイントを教科書にメモする
といった工程が効果的です。
3の「ポイント」というのは、いわば解くための【武器】です。
「これに気をつければ解ける」という武器を増やしていくことで、
教科書が「知識」だけでなく、より実践的な教材になっていきます。
☆
問題集でつまづいたときには、「次に同じ問題で間違えない為のメモ」を必ず教科書に書くようにして下さい!
そのため、なるべく置き勉せず、宿題や自習をするときにはその科目の教科書を机に置くようにしましょう。
教科書はたしかに良い教材です。ただ、メモを充実させることでもっと使えるものになります。
みなさんの工夫で、どんどん教科書を良いものにしていきましょう♪