程度の差はあれ、どんな人にも苦手教科はあるものです。
こう聞くと、皆さんの頭の中にも「あの教科が…」と浮かぶものがあるのではないでしょうか。
苦手教科があるということはテストや受験でとても不利になります。
全員が解けるような問題で落としてしまうとなると、
その分周りが解けないような難問で得点しないといけないからです。
そこで、今回は苦手教科を無くす方法、どんどん得意になっていく方法をご紹介します。
☆ ☆ ☆
まず、苦手教科の中から、【単元(範囲)】を一つ選んでください。
教科の中でもできるだけ嫌いじゃなくて、少しは分かっているところにしましょう。
苦手を克服するにも、これまで習ったところをまんべんなく復習するのはハードルが高いですね。
そこで、まだ少しは嫌じゃない単元に絞って、そこを完璧を目指して勉強します。
例えば苦手教科が数学なら、その中の単元の一つ、例えば一次関数を選びます。
そしたら、まずは教科書や映像授業などで基本を理解、その後問題集などで練習をこなしましょう。
一つの単元なら、一週間もそれに取り掛かればかなり得意になれるはずです。
さて、一つの単元が得意になったなら、その分だけ、
実力テストや模試などの全範囲のテストの結果が良くなるはずです。
そうすると、「あれ、自分でもこの教科いけるじゃん!」という気持ちになれるはずです。
そうしたら、また別の単元に狙いを定め、それを勉強し始めましょう。
できるだけ一つ目に得意になった単元と関連のある単元だと勉強がスムーズに進むはずです。
一つの単元が出来たら次の単元へ…と、苦手を一つ一つ潰していけば、やがてそれは得意教科になります。
苦手教科を無くしたいときには、全範囲からではなく、まずは一つの単元に絞って克服していくのがオススメです。