今年の7月3日に紙幣のデザインが新しくなりましたね!
紙幣には日本の偉人の肖像が描かれています。
【千円札】野口英世→北里柴三郎
【五千円札】樋口一葉→津田梅子
【一万円札】福沢諭吉→渋沢栄一
と変更されたことは、皆さんご存じかと思います。
では、新紙幣の肖像に選ばれたこれらの人物が具体的に何をした人か知っていますか?
今回は、三人の業績について見ていきましょう。
【北里柴三郎】
1853年生まれ。細菌学者として数多くの功績を遺した人物です。
業績として、破傷風菌の研究、血清療法の発見、ジフテリア抗血清の開発などがあります。
当時、細菌に対する理解が進んでおらず感染症は人類にとって今以上に大きな脅威でした。
その中で北里柴三郎は世界的に有益な研究成果をいくつも発表し、人類の医学進歩させました。
また、以前の千円札の黄熱病の研究者である野口英世は北里柴三郎の弟子でした。
【津田梅子】
津田梅子は明治時代の教育者で、女子専門教育の先駆者です。
当時は女性の地位が低く、満足に教育を受けられない状況がありました。
津田は女性の地位確立こそが日本の発展につながると信じ、女性の高等教育に尽力を注ぎました。
彼女が遺した
「何かを始めることはやさしいが、それを継続することは難しい、成功させることはなお難しい」
という言葉は今日でも有名です。
【渋沢栄一】
渋沢栄一は日本の近代化・経済発展に多大な影響を与えた人物です。
日本で初めての銀行を設立し、その他にも様々な業種の会社設立にも携わりました。
現代でも大企業として残っている会社もいくつもあります。
生涯で500以上の企業、600以上の社会公共事業、慈善活動に関わってきたと言われています。
紹介しきれないほどの日本経済の発展に尽くした人物です。
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いかがでしょうか。
最初この三人の名前を聞いたときには「知らない」と思ったかもしれませんが、
業績を見てみると、紙幣に選ばれるだけあって凄い業績ですね!
ぜひ機会があれば、周りの人にも教えてみてくださいね♪