日頃の勉強おつかれさまです!
先日、総裁選が行われましたね。見ていましたか?
多くの候補者が立候補し、多くの意見が交わされ、新総裁が石破茂氏になりました。
さて、名前は聞くことの多い総理大臣ですが、
そもそも総理大臣とはどのように決まり、どのような仕事があるか勉強していきましょう!
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まずは内閣総理大臣が決まるまでは
①国民から国会議員に選ばれ、
②国会で内閣総理大臣に指名されたのち、
③天皇陛下から内閣総理大臣に任命される
という流れになります。
①国会議員になるには選挙に立候補し、有権者からの票を多く獲得して選ばれます。
どのような政治を行うか目標となる公約をもとに投票するものです。
みなさんも数年後、選挙権をもちます。
②①で多く選ばれた政党から総理大臣になりたい人が立候補します。今回の総裁選です。
多くの票を獲得した立候補者が総理大臣となります。
つまり、私たち国民が国会議員を選び、国会議員が総理大臣を選ぶということです。
③最後に天皇陛下に任命される儀式が行われたあと、正式に総理大臣になります。
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次に内閣総理大臣のお仕事です。主に5つあります。
①内閣のメンバーを決めます。総務省や法務省などの各省庁の責任者を決め、内閣を発足されます。
②その内閣で重要な政策を決定します。内閣の会議である閣議を開催し、日本の法律や国が使える予算を決めていきます。
③国会で予算案や法律案、政策の方針の説明を行ったり、質疑応答にも対応します。
④海外との政治をやりとりする外交も行います。国際会議に出席や海外の国の代表者との対談をし、互いの問題をともに解決しようと奮発しています。
⑤日本のリーダーであるため日本を守ります。自然災害など私たちに危険に晒されたとき、真っ先に自衛隊に指示しています。
どれも大変責任の大きい仕事で、それだけ高い能力と経験が求められることが分かりますね。
総理大臣について詳しくなれましたか?
ニュースの中だけで名前を聞く存在と思いがちですが、国会議員の選挙の段階では私たちも選考に加わっていると言えます。
また、総理大臣はその役割の大きさから、一つの決定や発言が私たちの生活にも大きく関わってきます。
選挙権を持ったときに自分の意思を反映した投票が出来るように、
できる範囲で意識を向けておきましょう!