入試やテストで、答えを書くことは誰もが経験することですよね。
マーク式の解答の問題もありますが、記述で答える問題はまだ多いと思います。
解答の際に、できるだけ気をつけてほしいことは、採点者を思いやるということを意識すれば想像がつきやすいかと思います。
まずは字です。
時間をかけて綺麗な字で解答する必要はないですし、多くの問題を時間内に解くのに、解答の字に時間はかけられません。
ですが、あまりに汚い字や省略したような字では採点者は正解かどうか判断できず、×にせざるを得なくなってしまうのではないでしょうか。
採点者も初めて見る解答者の字の癖は配慮できません。
とめ、はねなどもやはりしっかりと書きたいところです。
また、数字でも1と7が区別しづらい解答者もいます。
答えは1だった場合、解答者は1と書いているかもしれませんが、どうしても7に見える数字を「1に見えないこともないから丸にしよう」としてくれる採点者はいません。
みんな平等に正確に採点したいはずですから。
採点が機械の場合はなおさらです。読み取れない字は漏れなく×になってしまいます。
ですから、時間をかけて丁寧に書く必要はありませんが、少なくても誰が見ても分かる字を書くようにしましょう。
また、次に記述問題の解答です。
「採点者はその問題の解答に知識がない人で、その人に説明するように解答する」というのが一番分かりやすい基準かと思います。
採点者はもちろん解答を知っていて採点しますが、解答者だけが分かるような書き方はNGです。
必要なことばや数字を使って、誰が読んでも理解できるような文章で解答しないといけません。
少し端折っても分かるだろう、自分が読めば意味が通じるから大丈夫だろう、といった解答はいけません。
採点者が読んだときに分かりやすく、言葉が足りないということもなく、正確に書かれている解答が必要です。