スマートフォンやタブレットが普及し、子どもたちは常にデジタルコンテンツにアクセスできるようになりました。
これにより情報を簡単に手に入れることができる一方で、自分で考える時間や機会が減少します。
検索エンジンで簡単に答えを見つけられるため、問題を自分で解決するためのプロセスを経験する機会が少なくなると、学業成績の低下や学びの停滞を引き起こす可能性があります。
特に学校の勉強においては、自分で問題を解決する過程を経験しないと単に答えを暗記するだけになりがちで、根本的な理解が不足し、応用力や発展的な思考力が育ちにくくなります。
自分で考えて問題を解決する達成感が得られないと、学習に対する興味や関心が薄れ、学習意欲が低下してしまいますね。
また、過保護や過干渉な親御さんが子どもの問題を先回りして解決してしまうことが多いと、子どもは自分で考える機会を失ってしまいます。
子どもが自分の力で困難を乗り越える経験を積むことができないため、自己解決能力が育ちにくくなるので、近道や正解をすぐに教えないことも大切です。
この情報過多の時代、子どもたちは膨大な情報にさらされています。
情報に振り回されてしまわないよう情報を選別し、整理して【自分で考える力】を身につけましょう。