なぜ、海は塩分を含んでいて、しょっぱい(塩辛い)のでしょうか?
こんな問題が、学力テストが免除され、面接と特色適正検査方式のある公立高校の受験問題で出題されました。
わかりやすく説明しなさい、という条件が付いていました。
みなさんだったら、どのように回答しますか?
解答の一例です。
今から約45億年前、この地球が誕生しました。
誕生したばかりの時は、海はなく、大気と大地だけがありました。
とても長い時間をかけて、大地から水分が蒸発し、雲ができて、雨がたくさん降り、大地が溶け出して海ができました。
その大地の中には、地球が誕生した時から、たくさんの塩分が含まれていました。
このたくさんの塩分が、大地と一緒に最初は水だった海に流れ出して、海は塩分を含む海水になったのです。だから、海水はしょっぱい(塩辛い)のです。
回答例を見て、「自分も書けそう」と思う人もいると思います。
しかし、「書けそう」でも自分で実際に書いてみると
ペンが止まってしまう人が多いです。
最近の実力テストや受験の問題は、説明を書かせる記述式が増えています。
文章での表現方法が苦手だという人は、
記述問題では回答を「見て」納得するのではなく、
必ず自分の力で何回も書いてみることで早くから記述に慣れ、対策をしてくださいね。