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家庭教師のマナベスト 千葉県 スタッフブログ

【理科】
食塩と自然塩の違い

2025/01/13

みなさんが「塩」と呼んでいるものにも日は様々な種類があります。

まず、食塩とは食卓塩のことです。

中には、塩化ナトリウムの純度が99%以上で、塩化ナトリウム以外のミネラル分がほとんど除去されているものもあります。

そのような食塩は食品会社の工場で作られるものです。

食塩と水を合わせて火にかけ、取り出される結晶はサイコロ状(正六面体)をしており、塩化ナトリウムの結晶です。
とてもきれいな結晶なので、理科の実験で見たことを覚えている方も多いかもしれません。

一般的に市販されている塩は、塩化ナトリウムの含有割合が90%以上のものが多く、ほかにカルシウム、マグネシウム、カリウムなどが微量含まれているそうです。


これらのカルシウム、マグネシウム、カリウムは、「ミネラル」と呼ばれ、体内で合成することができないので食事からとる必要があり、ビタミンと同じように体に必要な栄養素になります。

しかし、ナトリウムの摂り過ぎは高血圧症など生活習慣病へつながってしまう可能性があるため、塩分の摂りすぎは良くないと言われます。
塩分が高い食べ物が好きな方もいるかと思いますが、塩分はほどほどに摂るようにしたいですね。


一方、海水から作られる天日塩・岩塩・湖塩が自然塩と呼ばれます。自然塩は塩化ナトリウムの純度が約80%、残りはマグネシウムやカリウム、亜鉛、カルシウムなどのミネラル成分で構成されています。

こちらも摂りすぎは体によくありませんが、食塩に比べると塩化ナトリウムの量が低いので、身体への負担は少ないかもしれません。


塩と言ってももっとたくさんの種類があります。気になった方はぜひ調べてみてくださいね。