今シーズンの冬は強い寒波により寒さが厳しいといわれています。
寒さ対策のために室内で暖房機器を使っていると思いますが、暖房の効いた部屋で勉強をすると眠くなってしまう人もいるかと思います。
しかし暖房を使用しないと、逆に寒くて勉強に集中できなかったり、風邪をひいてしまうなど体調を崩してしまうリスクもあります。
そこで今回は冬の勉強中の寒さ対策について紹介していきます。
そもそも、冬の暖房が眠くなる理由を知っているでしょうか。
暖房の空気はもともと部屋の上の方に溜まりやすく、部屋の中だとちょうど頭のあたりに暖気が溜まることになっています。
これにより頭の外側の血流が良くなり、一方で脳の内部つまり脳の血流が不足します。
よってこれが原因となって人間は集中できなくなったり眠くなってしまいます。
特にエアコンなど上方から温風が出る暖房機器は、頭がぼーっとし、集中できなくなる原因になりやすいです。
そこで対策として、勉強中にはヒーターやひざ掛けなど足元だけを温められる暖房機器がおすすめです。
ただし、こたつは足の表面温度自体は上がりますが、それに反比例して体の内側と脳の体温である深部体温が下がってしまい眠くなってしまうので要注意です。
またその他の対策として、勉強中はカーディガンを羽織ったり、厚手のルームソックスなどを履いたりして体の保温性を高めることが挙げられます。
肩こりが気になる人は、ライトダウンやフリースなど軽くて保温性の高い羽織物を活用するのもよいです。
さらにコーヒーや紅茶、緑茶などのホットドリンクを飲むのも効果的です。
体を内側から温めることで寒さを感じにくくなり、カフェインを含むものであれば集中力アップも期待できます。
このような対策は眠気を感じにくいのに暖かく過ごすことができます。
疲れていたり寝不足だったりすると暖房をつけた際に元気な通常時よりもすぐに眠くなってしまうので、適度に休息や睡眠をとり心身を休めることも意識していきましょう。