テスト中に時間が足りなくなってしまい、テスト後半に焦ってしまう経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
また、解けない問題や解答が合っているか不安な問題にぶつかってしまうとそこに時間をかけてしまう人も多いと思います。
そこで今回はテストでの時間配分のコツについて紹介していきます。
1つ目に、テスト開始1分で時間配分を決めることです。
テスト問題が配布されたらいきなり問題を解きだすのではなく、一通り目を通して解答時間の配分を決めてみましょう。
最初に解答時間の計画を立てることで解けるはずの問題が手つかずにテスト時間が終わってしまったという事態を避けることができます。
2つ目に、計算問題や語句を問うような問題はできるだけ即答することです。
例えば公立高校の受験問題でも数学の比較的簡単な計算問題や国語の漢字の読み書き、英語の文法問題や連語などの慣用表現が必ず出題されます。
試験中は単純な知識を問う問題に時間をかけず、応用問題に時間を使うようにすると点数につながりやすいです。
日頃から基本的な知識のインプットをしっかりと心がけるのがおすすめです。
3つ目に、解けない問題で時間をかけすぎないことです。
解けない問題に時間をかけて粘ってしまうと最後まで問題を解き終わることができずに、時間切れになってしまいます。
難しくて解けそうにない問題や、解くのに時間がかかりそうな問題は少し勇気がいりますが飛ばすことも必要です。
また、解けずに飛ばした気持ちを引きずらないようにし、一通り問題を解いた後、再度戻ってきてもう一度チャレンジすることも忘れないようにしましょう。
4つ目に、問題用紙に積極的に書き込みをしてメモを残すことです。
問題用紙に自分の問題に対する考え方や思考の跡を残しておくと、試験時間内での見直しがしやすいのはもちろん、時間後の解き直しにも役立ちます。
特に選択問題などでは自信を持って切れる選択肢を消しておくだけでも正解を探しやすくなることもあります。
数学や理科などの計算が必要な問題では、計算手順を少し丁寧に書いておくだけでも見直しの手間が省けるのでおすすめです。
5つ目に、日頃から時間を計って問題を解くことに慣れておくことです。
問題に対する時間配分の感覚を養うためには、普段から時間を計って問題を解くことが一番です。
問題集によっては解答時間の目安が書かれているものもあるのでぜひ参考にしてみてください。
試験では問題が解けるかだけではなく、効率よくかつ正確に問題を処理する能力も試されることが多いです。
今回紹介した5つのポイントを意識しながらぜひ普段の勉強から取り組んでみてください。