高校入試において、資格や検定を持っていると合格に有利になることがあります。
また普段の勉強に役立ったり、面接の場面でアピールポイントにもなるため、得意な科目や受験したいと思っている学校でプラスになりそうな資格は前もってチェックしておくことが重要です。
そこで今回は高校受験に活用できる資格や検定を紹介していきます。
・漢字検定(正式名称:日本語漢字能力検定)
この検定は漢字の読み書き能力を証明する検定試験で、10級から1級までの12段階の級があります。
試験内容は漢字の読み書きと意味、常用漢字の書き方、漢字の成り立ちなどを問う問題で構成されています。
この中で3級は中学校卒業レベルと同程度の難易度となるので高校受験までに3級以上の取得がおすすめです。
・英検(正式名称:日本英語検定)
この検定は日本における英語能力を測定するための検定試験で、1級から5級までの7つの級があります。
試験内容は各級ごとに英語の読み書き能力や会話能力のレベルですがそれぞれ異なります。
この中で英検も3級が中学校卒業レベルと同程度の英語力レベルとなるので、高校受験までに3級以上の取得がおすすめです。
・数学検定(正式名称:実用数学技能検定)
この検定は実用数学技能検定の一部であり、算数・数学の実用的な技能(計算 作図 表現 測定 整理 統計 証明)を評価し論理的な思考力を問う記述式の検定試験です。
数検も5級から1級までの7つの級があり、この中で3級が中学高卒業レベルと同程度の難易度となるので高校受験までに3級以上の取得がおすすめです。
・理科検定(正式名称:実用理科技能検定)
この検定は化学や生物、物理などの理科の知識を測る検定試験で、小学生から社会人まで幅広い受験者がいます。
理科検定は細かいレベル分けがあり、おおまかに8級から1級までの8つの級があります。
この中で3級が中学校卒業レベルと同程度こ難易度となるので高校受験までに3級以上の取得がおすすめです。
これら4つの試験は知名度も高く受験者数と多いため、より身近で受験しやすいです。
またその他にもパソコンやプログラミングのスキルを証明する検定であるコンピュータ検定 TOEICなどの英語資格 日商簿記や情報処理技術者などのビジネス系やIT系の資格 国語系の作文検定 などもあります。
高校受験で資格を活用し少しでも合格に有利になるよう、ぜひ早めの段階で資格勉強や資格受験をしてみてください。