「明日から毎日○時間勉強しよう」「毎日○ページずつ解く」など、目標を立てて学習に取り組むのは非常に大事です。
学習の目標時間の設定や、一日にどれくらのペースで問題を解くべきなのかを計画立てることは、全体から見て必要な分量を分析するという意味でとても重要なことです。
なので、学習の一歩はこの目標を決めることから始まります。
しかし、せっかく立てた目標も三日坊主で終わってしまうというのは、かなり多くの人が経験したことのある、よくあることだと思います。
どうすれば三日坊主を解消できるのでしょうか。
私なりの考えを示したいと思います。
まず、ハードルを高く設定しすぎないことが必要と思います。
例えば、今まで10分しか勉強時間を取っていなかった人がいきなり3時間勉強するという目標を立てて継続していくのはかなり難しいと思います。
このような場合は、無理のない目標を立てて、段階的に目標のハードルを上げていくのが良いと思います。
例えば、15分勉強をすることを1週間続けられたら、次の週からは20分勉強することを1週間続けてみて、まだ余裕がありそうなら次から30分の勉強にしてみる、など長く続けられる計画を立てて、最終的に毎日2時間以上勉強する習慣を付けるなど、継続してできることを長く続けられるようにする工夫をしてみます。
次に、嫌にならない工夫が大切だと思います。例えば、今日15分勉強ができなかった場合、次の日に倍勉強すればよいと考えがちです。
ですが、一気に倍という時間にしてしまうと長続きしない原因になってしまいます。
できなかった時に「自分はダメだ」とか、「やっぱり勉強は嫌なものだ」という気持ちになってしまい、目標を立てることそのものが嫌になってしまいます。
そうならないために、できなかった日の次の日でも焦らずに、その後も長く続けられる目標を改めて設定して、それが守れる自分を褒めてあげられるような気持ちを持つことが必要だと思います。
長く続けることができると、それが習慣となり、やらないと気持ち悪いと感じられるようになります。
それまで続けられるような計画、目標設定をしましょう。