テストの見直しで見過ごされがちなのが「ケアレスミス」への対処です。
「普段なら絶対しないし…」とそのままになっていたりしませんか?
極端な例でいえば、例えばお医者さんがケアレスミスしたら人に命にかかわりますよね。
だからケアレスミスを減らすための努力を必ずしているはずで、ケアレスミスはある程度防ぐことができるものなんです。
ではどうしたら減らせるでしょうか。
ケアレスミスにはいくつかのタイプがあります。
まず自分のケアレスミスがどのタイプかを把握しましょう。
①問題の写し間違い
特に計算問題でよくあるミスです。
写すときは焦らずに時間をかける意識を持つ、または写し終わった後に指差し確認をすると減らせます。
②問題の答え方の指示の勘違い
特に国語の問題で「句読点を含めずに」「抜き出して」「文章中の語句を使って」など答え方の指定を見逃している場合があります。
条件を確認するときに、条件に下線を引く、丸で囲むなどするだけでこれらのミスを減らせます。
③計算ミス
例えばマイナス×マイナスのとき、ケタ数の大きい割り算の筆算、少数のとき、ルートの混じる計算、など自分がどのようなときに計算ミスをしやすいのかを見分けて把握しておき、その苦手な計算の出てくる時は途中式を多めに書く、少し時間をかけて計算するなど対策をとることで減らすことができます。
自分のケアレスミスがどのタイプか把握できたら、次は、その対処法を考えましょう。
それぞれの項目で説明したような方法や、自分で思いつかなければ周りの友人や先生、マナベストの先生に聞いても良いでしょう。
大切なのは自分がどのような時にミスをするのかを「具体的に」知り、それに対して「具体的な」対処法を取ることです。
なんとなく、で済ませている間は絶対に減らすことはできません。
テストの復習の際にぜひ、「ケアレスミス」までしっかり見直してみましょう!