音楽を聴きながら勉強する人もいると思いますが、そのメリットやデメリットはあるのでしょうか。
音楽を聴きながら勉強する人の中には、それが習慣になっていて、音楽がないと集中しづらく感じる人もいるようです。
ただ、テストの際や試験会場では、当然音楽を聴きながら受験することはできません。
そのため、音楽を聴きながら勉強することが習慣になってしまっていると、受験のときにいつもと違う環境になってしまい、集中力が保てずに、実力を発揮できない可能性があります。
音楽を聴くとリラックスした気分になれる場合があります。
例えば、クラシック音楽や鳥のさえずりなどは、人間の脳にとってリラックス効果があります。
ですから、これらをBGMにして勉強をすることは、リラックスした気分で勉強できることになり、集中力を高められる場合があります。
しかし、反対にリラックスしすぎてしまい、緊張感をもって勉強に取り組めなくなってしまうデメリットもあります。
また、邦楽を聴きながら勉強すると、歌詞に集中力が取られてしまい、勉強に集中できないということもあります。
そのため、勉強するときのBGMはクラシックや自然の音(川のせせらぎ音や鳥のさえずり)などの環境音が良いとされています。
また、歌詞のない、楽器のみで演奏されるインストゥルメンタルの音を聴きながら勉強することは、リズムに合わせてテンポよく学習する効果が期待できます。
しかし、その際もそのリズムに気を取られてしまい、逆に集中の妨げになる可能性もありますので注意が必要です。
勉強中にBGMを流すことにはメリットもありますが、デメリットもあります。
どちらも知ったうえで、自分に合った環境で集中して勉強できるのが何より良いことです。
ぜひ、色々な環境で試してみて、自分に合った勉用法を探してください。