みなさん「社会」という教科は好きですか?
残念ながら社会は暗記する単語が多いことなどから、多くの学生から苦手意識を持たれています。
社会には歴史、地理、公民の3つの分野があります。
その中で、「地理」について。
突然ですが、みなさんは旅行に行ったことがありますか。
旅先で、現地の文化を目で見たり、体験したりしたことがある人は多いと思います。
また、旅行ではなくても見知らぬ土地に足を踏み入れた時に大きく感銘を受けたことはあるでしょう。
このような感銘を受けたり、体験したりする刺激は地理を学ぶ上で非常に重要になっています。
ただ単に、社会に出てくる単語として、覚えていたものも現地で実際に自分の目で見て体験してみると、その単語のさらに向こうにある用語や文化などを発見することができます。
例えば、熱帯地域などにおける高床式を挙げると、授業では湿気などから作物を守るというように習ったと思います。
しかし実際に現地での暮らしを調べてみると、1階に動物を飼育しているなどの気候や風土などの要素からは分からない民族性や工夫などの様々な要素が絡み合って存在していました。
このように単語を一つ深くしらべることで多方面の認識や工夫というものが分かり、他の文化や暮らしなどへの学びにつながります。
地理という教科には、私たちが何気なく旅行した場所や食べたもの、目にした風景や文化などの様々な要素が含まれています。
他の教科と大きく違う所は、自分の目で見て、聞いて、感じることができるということです。
みなさんもそのような「目」をもっていろんなところへ行って、勉強してみてくださいね。