中学生や高校生の皆さんは、成長する中で、様々な気持ちを経験すると思います。
多感な時期、という言葉でまとめてしまえばその通りであるとは思いますが、それだけでは済ませられない気分の時もあると思います。
人間関係で悩んでいたり、将来への不安があったり、やりたいことがあっても形にならずに悩んだりする時期で、悲しさや辛さを感じることもあると思います。
そんな時に、一人で悶々と考えてしまうと気持ちが行き詰ってしまうこともあると思います。眠れなくなってしまったり、体調を崩してしまったりすると、生活にも影響があるので解決できると良いのですが、なかなか解決しないこともありますね。
そのような時は、自分の気持ちや希望を言語化すると良いと思います。
紙に、自分が今どのようなことで悩んでいるのか、その悩みは何から来ているのか、どのようになるのが理想なのか、どのようにすることが希望なのかなどを書き出してみてください。
そうすることで、自分が今どのような場面にいて、どのような心情で、どうしていきたいのかが見えてきます。
そして、やらなければいけないことが見えてきたり、不安の原因を取り除いたりすることができるかもしれません。
また、漠然と嫌だなと思っていたことがはっきりと見えてきて、それを取り除くことが何なのか見えてくる可能性もあります。
言語化することで、人に相談するときにどう伝えれば良いのか表現しやすくなる効果もあります。
書き出して、自分の中のものを吐き出すことによって、単純にストレス解消にもつながると思います。
漠然とした不安や悩みを抱えてしまうこともあるとも思いますが、自分の気持ちを言語化することによって少し気持ちが軽くなることもありますので、ぜひ言語化してみてください。